
まずは以下2点を考えてみましょう。
1.いくらで売りたいか。
2.いつまでに売りたいか。
1. いくらで売りたいか。
これは、売却後にいくら手元にお金を残したいかということです。
お客様とお話していると、「できるだけ高く」と言われます。お気持ちは分かります。ではそれが一体いくらなのかが問題です。
ローン残債がある場合には、売却代金から諸費用など差し引いた上で、ローンを返済できる位の売却価格にする必要があります。また、売却代金の一部を新たに購入する不動産のために使うのであれば、いくらの不動産を購入できるのか、どの程度の頭金になるのかなど検討が必要です。また、価格を決めるにあたり、不動産業者や一括査定サイトに登録する前に、自分なりに情報収集をして、おおよその価格を掴んでおきましょう。そうすれば、不動産業者が高めの価格を提示してきたら、「売却の委任をもらうために、売れもしない価格で提示してきてない?あとから値引きさせる?」と聞き返すことができます。案外、安い価格で提示してきた業者のほうが誠実な業者だということもあります。
2. いつまでに売りたいか
手っ取り早く売りたいのであれば、不動産業者に買い取ってもらうのが一番早いと言えます。ただし、この場合には、一般消費者に売却する場合にくらべて6~7割くらいの価格を覚悟しておいたほうがよいでしょう。不動産業者は安く買い取り、リフォームをして高く売るのが一番儲かるからです。
また、一般消費者に売却するために業者に依頼する場合、売却までの期間は、3か月から6か月くらいが相場です。早く売れる物件は、優良な物件か、又は価格が安すぎる物件です。特に良くもなく悪くもない物件が早く売れた場合、もしかすると安すぎたのかもしれません(タイミングが良くて早く売れることもある)。悪質なのは、当初、高い価格を提示してきたのに、どんどん価格を下げさせて早く売らせる業者です。売却価格で500万円位の差であれば、手数料もそれほど変わらないため、少しでも早く売らせたほうがよいと考える不動産業者もいます。売り手としては大金であるにもかかわらず。
不動産の世界は結構怖い世界です。不動産業者まかせにせず、自分でしっかり調べて、考えて、悔しい思いをしないようにしましょう。










